添付ファイル

添付ファイルの処理

受信したメッセージに添付ファイルが付いているとヘッダビューに表示されます。

ヘッダビュー

添付ファイルを保存する

添付ファイルを保存するには、[メッセージ]-[添付ファイル]-[保存]を選択します。[保存]ダイアログが開きますので、保存したいファイルにチェックが入った状態にし、[フォルダ]に保存先のフォルダを指定して[OK]をクリックします。[添付ファイルを保存した後でフォルダを開く]にチェックを入れると保存したフォルダをエクスプローラで開きます。

また、ヘッダビューで保存したい添付ファイルをを右クリックすると添付ファイルのコンテキストメニューが表示されますので、そこから[保存][すべて保存]を選択しても添付ファイルを保存することができます。

ドラッグアンドドロップで添付ファイルを保存するにはヘッダビューの添付ファイルをドラッグしてエクスプローラにドロップしてください。

添付ファイルを保存する時に保存先がNTFSの場合にはゾーンIDが3に設定されます。これにより、Windows XP SP2以降では、例えば実行ファイルが添付されていたときに保存したファイルをダブルクリックすると警告が表示されます。ただし、ドラッグアンドドロップで添付ファイルを保存したときにはゾーンIDは設定されません。ゾーンIDを設定するかどうかは、セキュリティの設定で指定できます。

添付ファイルを開く

添付ファイルを保存せずに開くには、ヘッダビューで添付ファイルをダブルクリックするか、右クリックして添付ファイルのコンテキストメニューを表示し、[開く]を選択します。また、[メッセージ]-[添付ファイル]の下に添付ファイルのリストが表示されますので、そこから開きたい添付ファイルを選択することもできます。

いずれの場合も添付ファイルは関連付けされたアプリケーションで開かれます。ただし、添付ファイルを開くときにShiftキーを押しておくとエディタで開きます。使用するエディタは、エディットビュー2の設定で外部エディタとして設定されたエディタが使用されます。

添付ファイルがセキュリティの設定で[これらの拡張子の添付ファイルを開くときに警告する]で指定された拡張子を持っている場合には、開く前に警告します。これらのファイルはウィルスなどを含んでいる可能性がありますので開くときには注意してください。ゾーンIDは添付ファイルを保存するときと同様に設定されます。

添付ファイルを削除する

保存して必要のなくなった添付ファイルをメッセージから削除することができます。添付ファイルを削除するには、[メッセージ]-[添付ファイル]-[削除]を選択します。

実際には添付ファイルを取り除いた新しいメッセージを生成し、元のメッセージを削除します*1。添付ファイルはコンテンツ部分のみが削除されます。つまり、MIMEのパート構成は変えないまま、実際のデータだけが削除されます。

添付ファイルを削除されたメッセージを表示すると、ヘッダビューの添付ファイルの欄の背景色が変わります。

ヘッダビュー

ファイルの添付

メッセージを作成するときにはファイルやメッセージを添付することができます。

ファイルを添付する

メッセージを作成するときにファイルを添付するには、エディットビューのメニューから[ツール]-[添付ファイル]を選択します。すると、[添付ファイル]ダイアログが開くので、[追加]ボタンをクリックしてファイル選択ダイアログを開きます。

[添付ファイル]ダイアログ

開いたファイル選択ダイアログで添付したいファイルを選択します。複数のファイルを選択すると選択したすべてのファイルが添付されます。

また、エクスプローラなどからエディットビューにファイルをドラッグアンドドロップしてもファイルを添付することができます。

ファイルを添付するとヘッダエディットビューに添付するファイルの一覧が表示されます。

ヘッダエディットビュー

添付するのをやめる

[添付ファイル]ダイアログの[削除]ボタンをクリックすると選択された添付ファイルがリストから削除されます。

また、ヘッダエディットビューで削除したいファイルを右クリックすると添付ファイル編集のコンテキストメニューが表示されますので、そこから[削除]を選択して削除することもできます。

メッセージを添付する

受信したメッセージを添付する場合には、リストビューで添付したいメッセージを選択してエディットビューにドラッグアンドドロップしてください。メッセージを添付するとmessage/rfc822形式で添付されます。

添付ファイルを圧縮する

Windows版では添付したファイルをZIPファイルとしてまとめて圧縮することができます。この機能を使用するには、zip32.dllが必要です。zip32.dllはインストーラでデフォルトの状態でインストールした場合には既にインストールされています。それ以外の場合には、Info-ZIPなどからzip32.dllを入手してください。

添付ファイルを圧縮するには、[ツール]-[添付ファイルを圧縮]を選択してチェックされた状態にします。デフォルトでチェックされるかどうかは、エディットビュー2の設定で設定できます。チェックが入っていると、送信するときに[圧縮]ダイアログが開き、ZIPファイルのファイル名を尋ねられます。

[圧縮]ダイアログ

ただし、以下の添付ファイルは圧縮されません。


*1ゴミ箱があればゴミ箱に入ります