フォント

各ビューのフォントはオプションの設定で個別に設定することができます。

フォントグループ

さらにメッセージビューとプレビューはメッセージに応じてフォントを切り替えることができます。例えば、英語のメッセージはTahomaで、メールマガジンは等幅のMS ゴシックで、それ以外はMS Pゴシックで、というような設定ができます。

この機能はUIからは設定することができませんので、手動で設定する必要があります。まず、fonts.xmlでフォントグループを定義します。そして、qmail.xmlでメッセージビュー、またはプレビューで使用するフォントグループを指定します。指定するのはそれぞれMessageWindow/FontGroupと、PreviewWindow/FontGroupです。

例えば、Content-Typeのcharsetがus-asciiまたはiso-8859-xの場合にはTahomaで、「メルマガ」フォルダのメッセージはMS ゴシックで、それ以外はMS Pゴシックで表示するには以下のようなfonts.xmlを作成します。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<fonts>
 <group name="main">
  <fontSet match="@Progn(@Set('charset', @BodyCharset()),
                         @Or(@BeginWith($charset, 'iso-8859-'),
                             @Equal($charset, 'us-ascii')))">
   <font face="Tahoma" size="9"/>
  </fontSet>
  <fontSet match="@Equal(@Folder(), 'メルマガ')">
   <font face="MS ゴシック" size="9"/>
  </fontSet>
  <fontSet>
   <font face="MS Pゴシック" size="9"/>
  </fontSet>
 </group>
</fonts>

そして、qmail.xmlのPreviewWindow/FontGroupにmainと指定します。また、ViewFontGroupアクションを使用してフォントグループを切り替えることもできます。

フォントグループの定義の仕方の詳細は、fonts.xmlを参照してください。