QMAIL3で使用できる正規表現は以下の通りです。
- x
-
文字x
- \\
-
\ (\u005C)
- \n
-
改行文字 (\u000A)
- \r
-
キャリッジリターン文字 (\u000D)
- \t
-
タブ文字 (\u0009)
- \0ooo
-
8進数oooを持つ文字(必ず3桁で、0 <= o <= 7、ただし最上桁は0 <= o <= 3)
- \xhh
-
16進数hhを持つ文字(必ず2桁)
- \uhhhh
-
16進数hhhhを持つ文字(必ず4桁)
- [abc]
-
a, bまたはc
- [^abc]
-
a, b, c以外
- [abc^]
-
a, b, cまたは^
- [a-z]
-
aからzのいずれか
- [^a-z]
-
aからz以外
- [a-zA-Z]
-
aからzまたはAからZのいずれか
- [a-z-[ew]]
-
aからz、ただしeとwを除く ([a-df-vx-z])
- [a-z-[e-w]]
-
aからz、ただしeからwを除く ([a-dx-z])
- [a-z-[^e-w]]
-
aからz、ただしeからw以外を除く([e-w])
- [a-z-]
-
aからzまたは-
- ^を文字クラスに含める場合には先頭以外に指定します
- -を文字クラスに含める場合には、先頭または末尾に指定します
- .
-
任意の文字(マルチラインモードの時には改行文字にもマッチ)
- \s
-
空白文字 ([ \t\r\n])
- \S
-
非空白文字 ([^ \t\r\n])
- \w
-
単語構成文字 ([a-zA-Z0-9_])
- \W
-
非単語構成文字 ([^a-zA-Z0-9_])
- \d
-
数字 ([0-9])
- \D
-
数字以外 ([^0-9])
- ^
-
行頭
- $
-
行末
- \A
-
入力の先頭
- \Z
-
最後の行末文字を除く入力の末尾
- \z
-
入力の末尾
- \b
-
単語境界
- \B
-
非単語境界
- *
-
0回以上
- +
-
1回以上
- ?
-
0または1回
- {n}
-
n回
- {n,}
-
n回以上
- {n,m}
-
n回以上m回以下
- *?
-
0回以上
- +?
-
1回以上
- ??
-
0または1回
- {n}?
-
n回
- {n,}?
-
n回以上
- {n,m}?
-
n回以上m回以下
- *+
-
0回以上
- ++
-
1回以上
- ?+
-
0または1回
- {n}+
-
n回
- {n,}+
-
n回以上
- {n,m}+
-
n回以上m回以下
- |
-
選択
- (regex)
-
グループ(前方参照あり)
- (?:regex)
-
グループ(前方参照なし)
- (?=regex)
-
幅ゼロの肯定先読み
- (?!regex)
-
幅ゼロの否定先読み
- (?<=regex)
-
幅ゼロの肯定後読み
- (?<!regex)
-
幅ゼロの否定後読み
- (?>regex)
-
独立した正規表現
- \1 \2 \3 \4 \5 \6 \7 \8 \9
-
前方参照
\に続く一桁の数字は必ず前方参照になります。二桁目以降は参照するパターンがある場合に限り前方参照になります。たとえば、\12は12番目のパターンがあればそれを参照しますが、なければ1番目のパターンを参照し2が続くと解釈されます。
以下のモードがあります。モードはマクロから正規表現を使用する場合にしか指定できません。
- 複数行モード
-
^と$が各行の始まりと終わりにマッチするようになります。
- .が改行にもマッチするモード
-
.が改行文字にもマッチするようにします。
- 大文字と小文字を同一視モード
-
大文字と小文字を区別しないようにします。