アカウントはメールを管理する単位で、基本的には接続するメールサーバひとつに対してひとつ作成します。アカウントには、メールサーバのホスト名やログインするためのユーザ名、パスワード、またそのアカウントからメッセージを送信したときに使用されるメールアドレスなどを設定します。また、アカウントごとにそのアカウントで送受信したメッセージを保存するためのフォルダが作成されます。
アカウントにはクラスがあります。アカウントのクラスとは、そのアカウントがどのように使われるかを指定するものです。アカウントクラスには以下の3つがあります。
メールアカウントはメールサーバに接続してメールを送受信するためのアカウントで、プロトコルとしてPOP3, IMAP4, SMTPを使用することができます。ニュースアカウントはNetnews用のアカウントで、プロトコルとしてNNTP使用することができます。RSSアカウントはRSSやAtomのフィードを取り込むためのアカウントで、HTTPやHTTPSを使用してRSSやAtomを取り込みます。
アカウントのクラスはアカウントを作成するときにのみ指定でき、後から変えることはできません。
また、アカウントのクラスによってメール作成時に使われるテンプレートが異なります。詳細は、テンプレートを参照してください。
新しいアカウントの作成方法については、アカウントの作成を参照してください。また、アカウントに設定する項目については、アカウントのプロパティを参照してください。また、以下のチュートリアルも参考にしてください。
複数のメールサーバを使用するには、それぞれのメールサーバごとにアカウントを作成します。詳細は、マルチアカウントを参照してください。
アカウントは複数のサブアカウントを持つことができます。サブアカウントを使用することによって、例えばLAN経由でネットワークに接続しているときとダイアルアップで接続しているときにアカウントの設定を切り替えるというようなことができます。詳しくは、サブアカウントを参照してください。